だってネタが見つかったんですものよ。
今年のM-1が面白かった。
お笑い、好きがゆえに「ん?」とおもってしまう年もあったのだけど、今年は文句なく面白かった。
みんな面白かったけど、なんといっても一回戦で史上最高得点を出して、勢いそのまま優勝したミルクボーイ!
もうね、すごかった。今コーンフレーク見るだけで笑えるもん。
コーンフレークかそうでないか。たったそれだけだが、とにかくその切り口が素晴らしい。ネタバレは書けないけど、「確かにそうだな」と思う視点が素晴らしかった。
もはやプラトンの対話篇。コーンフレークと最中に対する哲学的な考察ですよ。
日本中がコーンフレークと最中に対しての真理に一歩近づいたと思う。
テンポとかもすごく良くて、ほんとに力がある人たちなんだろうなぁ。誰かが言ってたけど、「お笑い芸人の能力値を漫才に全振りした人」なんだと思う。
それだけにテレビで活躍する芸人さんになるかはわからないけど、舞台では阪神巨人レベルのレジェンドになりそう。
しいて言えば決勝戦は違うパターンの漫才が見てみたかったなぁ。
でもこれから色々見れるだろうから、それを楽しみにしておこう。
かまいたちも凄い面白くて、決勝だけならかまいたちかとも思ったくらい良かった。
でもやっぱりあの日はミルクボーイの日だったんだろう。
あと個人的にはすゑひろがりずもよかった。賞レースで優勝するようなスタイルではないだろうけど、ずっと舞台に呼ばれ続けるのは、こういう感じの芸人さんなのかなと。小島よしおとかテツアンドトモとかの枠。
まぁとにかく面白かった。本当に上位の組は今年でなければ優勝してたと思うくらいに面白かった!
しばらくはだれかとコーンフレークの話をするのが楽しみです。
発表会は無事に終わりました。参加してくださった生徒さん、応援しに来てくれたお客さん、忙しい中バンド演奏をギター、ベースでサポートしてくれた講師並びにドラマーのシュンサクさん、ありがとうございました!!
動画はね、そのうちにね、きっと編集してアップするでしょう・・・そのうちに。
ところで、最近レッスンにしろサポートにしろ、若い人たちのバンドの曲やいわゆるボカロ系の曲をやることが多くて、まあ仕事柄耳コピしてフレーズを採るわけですけども。
新しいセンスのフレーズだなあ
と思うことが多々あるのです。
フレーズをスムーズに採れるのは
「音感」
「コード、スケールの知識」
「それぞれのジャンルのお約束的フレーズや演奏法を知っている」
この三つの力が大きいと思うんですが、最近の曲の中には
「え?そんな動きするの?」とか、「そこでそうなるの?」的な展開のものとかあって、それがとても斬新で面白いんです。
我々世代には感覚的に出てきにくい動きやリズムに若干コピーを苦戦しながらも、採ってみると「これが現代の感覚なのかー」と感心します。
打ち込みで作るフレーズにネイティブに触れてきた世代は、打ち込みであるがゆえに過去の演奏の「癖」や「流れ」から解放された面白いフレーズを作り出せるのかなぁ・・・と最近思っています。もっとボカロ曲や若いアーティストのフレーズをコピーしてみたい。
最近はそんなことを考える日々です。