教えてて結構人気があるなーと感じる、ファンキーな曲のギターソロ。
There`s Only So Much Oil In The Ground
タワーオブパワーというバンドの曲です。
ファンク好きの私としてはエレキ史上5本の指に入るカッコイイソロなのではないかと。
ファンクはカッコイイ。
そして難しい・・・。
もうちょっと頑張って練習せねばなー。
「通販生活」って、凄い事になってます。
皆さんご存知とは思いますが一応説明しておくと、「通販生活」っていうのは有名人なんかが使って良かったよ、みたいな実体験を交えつつ、様々なジャンルの「良い品物」を紹介する通販カタログ雑誌です。
・・・いや、だったはず、です。
少なくともつい先日まで私の認識は上記のような感じだったんですが・・・。
手元にある広告にのっている通販生活の2012年春号の表紙写真、頭の見出しはこうです。
「原発どうすべきか」は国民投票で決めませんか。
う、うん・・・まぁ、そうだよね・・・。大事な事だし、気持ちはわかるよ。しかし、通販雑誌・・・。
そして、表紙写真は恐らくアメリカ軍の飛行機が飛んでいる下で枕を抱えた中年の女性。ここにも一文。
森まゆみさん、メディカル枕を抱えて普天間基地ゲート近くの外人住宅で二夜を過ごす。
「ここでは占領は終わっていなかった」
お、おぉ・・・そうですか・・・。確かに普天間基地問題は真剣に考えていかなきゃね。しかし通販雑誌・・・。あと何も、そこで枕の性能試すことはないよね・・・。
深まる疑問。しかしその疑問は、次の一文で解決する。
雑誌写真の上には、この広告そのもののキャッチコピー。
買い物が大好き。新商品が気になって仕方がない。
でも、沖縄の苦しみや福島の悲しみも気にかかる。
「通販生活」はそんな136万人(11年11月30日現在)の社会派消費者に愛読されている買い物雑誌です。
そうか、社会派か・・・社会派通販雑誌なのか・・・。どうやら気楽に、寒い夜のためにオイルヒーターの良いのがないかしら?とか、あー、この座イス、膝がらくなんだよねー。とか、軽い気持ちで見てはいけない雑誌なのだな。
ならば、とこちらも姿勢を正し、正座になってできる限り社会派な気持ちになってこの広告を見てみよう。
見開きの広告には雑誌の中身の紹介も載っている。
色々な「買って良かった談」付きの商品紹介に混じって
山下俊一さん(福島県放射線健康リスク管理アドバイザー)を直撃
市民グループにある不信感をぶつけて、説明を求めました。
【落合恵子対談】
ゲスト◎古賀茂明さん
「原発事故が起きても、最高の天下り先である東京電力に経産省は文句を言えないんですよ」
そして、既に書いた枕を抱えての普天間2泊3日旅の記事・・・。
などなど。社会派な読み物の紹介が。
うーん。なんだかな。
なんかねぇ・・・。それってちょっと違うんでないかい?
社会派なのは結構だけど、単に便利で良い商品を知りたいと思ってこの雑誌を手にした人に、明らかに偏った考え方の意見を一方的に押し付けているように思えるんだが。
極端な話、これってあるとき集英社のトップが非常に右翼的な考えの人になって、そしたらジャンプの漫画の登場人物であるルフィや両さんが「神国日本」とか「八紘一宇」とか言い出した、ってのと同じだろうに。
そういうのは、そういう雑誌と断った上でやるべきなんじゃないのかなぁ・・・。
少なくとも、通販生活のお薦めする「良い品物」っていうのには明らかな思想的バイアスがかかっている、って知って、個人的には悲しい気持ちになりました。
最後に一番すごかったのをご紹介。e-ジョグという、ルームランナーみたいな機械の説明文です。
愛川欣也さんは「普天間、返還」の掛け声で気分を高揚させるとあっという間に30分を歩けるという。
なんか・・・それはもう社会派とかイデオロギーとか以前に・・・
掛け声としてどうなのかなぁ。